改めて現在の私の愛車「スイフトスポーツ」ZC31S型
スイフトスポーツは今でこそコンパクトスポーツの代名詞的存在ですが、初代のHT81Sがデビューした頃は「知る人ぞ知る」的な存在だったかのように記憶しています。当時私の周りのクルマ好きの知人に「スイフトスポーツってイイよね❗️」と話しかけても「何そのクルマ?」といった反応がほとんどでした。
初代スイフトスポーツ、写真はスズキとモンスタースポーツさんのHPに載っていたものを1部使わせていただきました。
まだ初代スイフトスポーツが発表もされていなかったある夜中に、スカパーを何となくつけていた時にJWRCで戦う「イグニス」を偶然見かけて、一発でやられてしまいました。「何だこのクルマっっ、ちっちゃくて速くてカッコイイ❗️」なんか日本のスイフトに似てるけどイグニスって何?なんて思いながら色々と調べるうちにスイフトの欧州での名称と知り興味を持ちました。それから数カ月が過ぎて初代スイフトスポーツHT81Sが発表されました。あの時の興奮は今も覚えています。
休みの日に直ぐに当時2歳くらいだった息子を引き連れて近くのスズキアリーナへ行って試乗をお願いしました。今の時代では信じられない事ですが、当時は営業マンに鍵を渡されて「どうぞその辺廻ってきて下さい」なんて言われて営業マンの同乗無しで試乗ができました。当時は子どもが小さかったこともあり、家で乗っていた車がホンダバモスって事もあったからか、HT81Sの軽く吹け上がるエンジンのパワー、トルク感に感動して欲しい欲しい病になりそうな程の衝撃を受けました。
もちろんそれ以上のハイパワー・高性能な車は他にもゴロゴロあったのですが、私の技量は初めての車JA11ジムニー1型の「55馬力でさえ十分にパワフルで楽しい」と思える程度なので全く不満は感じませんでした。スイフトスポーツと相性が良いのかも。
当時、初代スイスポの月刊コーナーを掲載していたJ’sティーポを毎月読んで情報を集めていました。
その時の想いは「いつかスイフトスポーツに乗ってみたい❗️」でした。悲しいことに子どもが小さく当時の我が家に必要だったのはファミリー向けの実用車、HT81Sのような3ドアの車は非現実的でした。軽自動車のホンダバモスに乗りながら家族の思い出を作りつつ「いつか乗りたいな〜」と思いが募っていました。
そして2005年に2代目スイフトスポーツZC31S型が登場!
コンパクトなボディに元気なエンジン、そして家族にも理解されやすい4枚ドア、私にとって理想的な車でしたがその時はまだ私の周りの状況が許さずスイフトスポーツのオーナーになる事は叶いませんでした。
当時の愛車EF6型のCR-X.、発売から34年も経っていたこともあり、エンジンクランクエンド始め各パッキンからのオイルの滲み、漏れ、マフラーの穴等の損傷ももはやパテでの応急処置では車検が通らないほどになり、極めつけは夏を前にしてのエアコン故障❗️
エアコン修理見積もりだけでも「30万円〜」の金額・・・、手放さないまでも経済的に現実問題として車検を通すことは諦めざるを得ませんでした。
そして考えに考えて購入したのがスイフトスポーツでした。候補はZC31SとZC32Sの2台、私が選んだのはZC31S。
縁あって我が家にZC31Sのスイフトスポーツを迎え入れたのは2代目スイフトスポーツ発売から実に17年経ったあとでした。
今更ですがZC31Sに乗ってみて私が日々感じていること
●軽量コンパクトなボディーに元気なエンジンでキビキビ走る
とにかく乗っているだけでも楽しい❗️他のハイパワーな車に乗った事が無いからかもしれませんか、私にとっては必要にして十分過ぎるパワー、これ以上のパワーでは街乗り、峠では私の技量では楽しく乗れません。そしてZC32SではなくZC31Sに決めた理由にもなった2,390mmのホイールベース、CR-Xのホイールベースが2,300mmという事でより近い操縦性を期待しての事でした。ま、CR-Xは気持ち悪いほど?小回りが効きましたが・・・。
とにかく乗って楽しいこのスイフトスポーツ、暫くは飽きることなく乗っていけそうです。
息子も車を注文して約2年、その間だいぶスイフトスポーツで練習してました。まもなく納車される予定ですが息子曰く、「自分の車が納車された後も用途に応じてスイフトスポーツは乗る」との事。頼もしい限りです。