ブロニカ(タムロン)の中判カメラRF645

「中判カメラ」、Nikon NEW FM2をメインにしていた頃は自分には縁のないカメラと思ってきました。ハッセルブラッド、Rollei、PENTAX645、PENTAX67、CONTAX645.、マミヤ7等の中判カメラは私的にはとにかく「デカい、重い💦」、そんなイメージしか有りませんでした。画質は良いんでしょうけど・・・。
しかし、BRONICA RF645が世に出て、私の中判カメラに対する認識は一変しました。RF645は2000年にレンズメーカーのタムロン(いや、カメラの製造販売していたんだからカメラメーカーですね)から発売されました。
「こんなコンパクトて軽そうな中判カメラがあるんだぁ・・・」そんな印象を持った記憶があります。でも、どんなに軽そうでも35mmカメラの軽さには適うはずもなく、機動性では35mmカメラに軍配が上がり、自分が中判カメラのオーナーになるなどとは思いもしませんでした。そんな自分には縁のなさそうなRF645が自分の元に来る事になったきっかけは❗️
実は、契約社員としてタムロンから大手家電量販店へ販売員として入店していた時があり。その頃は28-300mm(A061)、18-270mm、90mmマクロ等をおすすめ販売しており、特にブロニカのカメラの販売には力を入れておりませんでした。しかし、2005年にデジカメの普及拡大に伴い、タムロンはカメラの製造販売から撤退を決定。デモ機の処理のやりとりの中での営業担当の方とカメラの話しになった時に「時代の流れでフィルムカメラが無くなっていくのは仕方がない」といった会話の後に営業の方が「でも写りは本っ当に良いんだよな〜」という言葉に私の中で何かが反応しました。「本っ当に」の言葉にものすごい魂のこもった響きに私の心の導火線に火がつきました。それから今さらでしたがRF645の事を調べました。
・これは中判のライカだ(ライカの事よく分かんないけど・・・)とか
・35mmカメラと遜色のない機動性とか
・レンズシャッターの為ストロボ全速同調❗️(最高速1/500秒ですが・・・)とか
日に日に募るRF645への想い、デモ機を譲ってもらえないかダメ元でメーカーの営業さんに聞いてみたところ、なんとっ、当時としてはかなりお得な金額で譲っていただけることになりました、しかもデモ機ではなく製品を‼️
そんな経緯で私の手元に来たブロニカRF645、手にしてみると「重いのに重くない」。Nikon NEWFM2/Tの515gに対して、RF645の本体は810g。間違いなく重いのですが重くないのです、というか重く感じないのです。重心のバランスが絶妙なのだと思います。いつしかメインのカメラになりました。
写りは営業さんが言っていた通り、本っ当に良いのです❗️
誰かが言っていた「空気まで映してしまう」という表現がぴったりで、空気感が35mmカメラとは明らかに違っていました。シャープネスという面では35mmカメラ用レンズの方が優れているかもしれませんが、語彙力の乏しい私が表現すると「空気が映る」となるのです。
そして、他のカメラとちょっと違う感を出してるのが普通に構えると写真が縦に写ること。最近発売になって話題のPENTAX17も、普通に構えると写真が縦に写ることが取り上げられていましたが、ハーフサイズカメラの為縦に写ります。対してRF645は中判カメラにも関わらず縦に写ります。
一般的な中判カメラはフィルムバックを搭載し、ブローニーフィルムは縦に送られていくため普通に横長に写ります。RF645は35mmレンジファインダー式カメラと同じような操作性を目指した事で、横に巻き上げていく為、645サイズでは縦の写真になります。この「普通に構えると縦の写真」が私的には特別感があって、楽しいのです。PENTAX17で話題になった縦の写真、RF645は既に25年も前に搭載して大きな話題になることも無かった事実が何故かちょっと嬉しかったりします。
今回は簡単な紹介になりましたが、詳細はまた別の機会に・・・📷️
あ、2000年発売のRF645、うちの息子と同い年かぁ・・・。