ラジコン


「ラジコン探偵団」。40数年前、小学生だった私が夢中になっていたすがやみつる先生のマンガです。小学生の頃、あのブームがありました。「スーパーカーブーム」、私が一番初めにスーパーカーの存在を知ったのは何だったのでしょう?サーキットの狼?ひみつ指令マシン刑事999?このどちらかと記憶していますがその中で私が一番好きだったのは「ポルシェ934」930ターボではなく934!そんなこともあり、すがやみつる先生のマシン刑事999を何度も読み返してたのを思い出します。スーパーカーの知識はサーキットの狼で、ポルシェ934愛はマシン刑事999で育んだ少年時代でした。

そしてスーパーカーブームの最中に起こった「第一次?ラジコンカーブーム」。当時私が釘付けになったのはやはりタミヤ初の電動ラジコンカー「ポルシェ934」。実車同様ラジコンにも心躍らせていました。ひみつ指令マシン刑事999が最終回となりそれを受け継ぐかのように連載されたすがやみつる先生の「ラジコン探偵団」。

その漫画に出てくるラジコンカーのポルシェ934に想いを募らせていました。でもタミヤのラジコンは「ホビーラジコン」、とても子どもがお小遣いで気軽に買える金額ではなく、ポルシェ934は夢のまた夢でした。わが家は決して裕福な家庭ではありませんでしたが、それでも手に汗握る私をもぞこく(東北弁で可哀想に)思ってか両親はラジコンを買ってくれました。勿論タミヤのようなホビーラジコンではなく、分類的には「トイラジコン」。スピードはお世辞にも早いとは言えませんでしたが、子どもの私には十分な速さで自分が操るラジコンにポルシェ934を重ねて満足してました。ただ、当時のニッカド電池は高価で買えずアルカリ電池代もバカにならず思う存分に楽しめたかというとそうでもありませんでした。その後ブームも終わりを告げ、私も熱が冷めたのかはたまた子どもにはホビーラジコンは買えないという現実を思い知らされたからなのかラジコンへの熱い思いは薄れていきました。

その後私が再びラジコンに興味を持ったのは社会人になってからでした。社会人になる際に愛車となったスズキジムニーJA11、ジムニーのお陰で車に興味を持ち当時は休みの日には林道へ走りに行く日々でした。ただ、林道ですから自宅からはそれなりの距離があります。用事がある時などはなかなか行けません。ちょっとした時に車にまつわる楽しみはないかなと思っていた時にふと子供の頃のラジコンへの情熱を思い出しました。休みの日にたまたま会社の駐車場でラジコンをしていた同僚を見て子供の頃の思いに再び火が点きました。

それから色々と調べて購入したのはタミヤの初代ツーリングカー、TA01シャーシーを採用したセリカGT-four

社会人になってから人生初のホビーラジコン、手にした時の気持ちは子供の頃のままだったと思います。

上記写真はタミヤ公式の写真で、私のTA01セリカの現在の姿はこちらです。ボディーが違う。

子供の頃ほどの情熱ではありませんでしたが、TA01シャーシで楽しみつつメインは実車ジムニーで楽しむ。いつしかラジコンはディスプレイとなり飾り物となっていました。以後十数年の時を超えて次に動かしたのは息子が小学校低学年になった頃でした。当然何世代も型遅れのモデルになっておりましたが、壊れた部品が入手可能だった事には「さすがホビーラジコン」と感心したものでした。ボディーがなぜセリカではなくなったか・・・

息子自作の初心者マークが意味するもの・・・、そう小学生低学年にホビーラジコンはあまりにも速すぎて、何度もクラッシュを重ね、セリカのボディは木端微塵になりました。衝撃に強いと言われるポリカーボネートのボディがバラバラになったのを見るのは私の人生で初めての事でした(ちょっと大げさ?)。ボディーを換えつつラジコンで遊ぶ息子と私、親子のラジコン2号機は別の機会に紹介致します。皆さんも色々な趣味をお持ちかと思いますが、皆さんの趣味にラジコンを追加する事を検討していただいては如何でしょうか?🎵


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